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活用ノウハウ
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ヤプリでできるデザイン例をご紹介 〜最適なUIで使いやすいアプリを目指す〜- Yappli Lite
アプリにおいて重要度の高いUI(ユーザーインターフェース)。
UIとは、『UIデザインの教科書』では下記のように定義されています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
UIとはユーザーインターフェースのことで「ユーザー」と「システムやサービス」との接点のことをさします。(中略)リモコンなどユーザーが直接手で触る部分、(中略)間接的に操作する画面中のリンクやボタンもまた同様にインターフェースです。
出典:(著)原田秀司『UIデザインの教科書』(2019年,翔泳社)
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この説明の通り「UI=接点」と捉えると、UIはアプリの世界観や機能をユーザーに届ける要素ということになります。
仮にECアプリで90%OFFのクーポンを配布していても、ユーザーが見つけにくい導線だったり、購入画面の使い方が複雑で離脱してしまっては、せっかくのプロモーションが活かせなくなってしまいます。
こうした機会損失をなくすためや、ユーザーが快適にアプリを利用し定着するために、良いUIにすることは大切だといえます。
ヤプリでは、フリーレイアウト機能を利用して画像やテキストを組み合わせてオリジナルのページを作成できます。
フリーレイアウト機能を使ってできるUIデザイン例を参考に、自社のアプリに最適な導線や見せ方を考えてみましょう。
<目次>
- カード型
- スプリングボード型
- タスク型
- スクロール型
- リスト型
【ヤプリでできるUIデザイン例】
Yappli PortにてUI別デザインサンプルをご覧いただけます。
お手元にYappli Portをご用意ください。
※Labo Yappliは2023年6月にYappli Portへリニューアルしました。▼Yappli PortはこちらのQRコードからダウンロードしてください。
カード型:コンテンツやブランドの魅力を伝える
写真を引き立て、ブランドの魅力が伝わりやすい
小さな画面でも印象的に演出シンプルな構成で手軽な操作性
・キーワード
#ブランド訴求 #イメージ訴求 #トレンド #手軽な操作性スプリングボード型:機能やコンテンツを一覧で見れ、アクセスがスムーズ
1画面で様々な選択肢を表示
多様なコンテンツにアクセスしやすく、検索ではなく選択型のシンプルなUI・キーワード
#一覧性 #機能的 #コンテンツが多タスク型:ユーザーのタスク(目的)を最短導線で提供する
ユーザーが完了したいタスク(目的)を最短導線で完了できる
メリハリを出した合理的なデザイン
・キーワード
#機能的 #ツール利用 #最短導線スクロール型:様々な切り口の情報をサクサク見られる
少ない動作で多様なコンテンツをサクサクと閲覧するこができる
コンテンツを見渡せる構造・キーワード
#閲覧性向上 #隙間時間 #多様な情報コンテンツリスト型:日々更新される情報を一覧で見せる
日々更新される情報をピックアップして表示
コンテンツの内容を理解してから詳細を閲覧できるため、欲しい情報に効率的にアクセスが可能
・キーワード
#メディア #情報が多いまずは、アプリで見せたいコンテンツ、ユーザーの利用目的を明確にし、最適なUIパターンを組み合わせてアプリを作りましょう。
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ストアの情報を更新してダウンロードを促そう- Yappli Lite
アプリをリリースしてからストアの情報を更新したことはありますか?
ストアの情報をアプリ内のコンテンツに合わせて更新することは、新規ダウンロードの促進にも繋がります。アプリを大幅にリニューアルした際や、期間限定の施策を実施する際はストアの情報を更新することも検討しましょう。
ストアの情報を更新するには、再申請が必要な場合と必要でない場合があります。それぞれ細かくご紹介します。
<目次>
- 更新するべきタイミング
- 再申請が必要な更新
- 再申請が必要ない更新
- 再申請の方法
- 注意事項
更新するべきタイミング
まず、ストアの情報を更新した方がいいタイミングとおすすめの変更箇所についてご紹介します。以下のような時は、ストアの情報を更新しましょう。
・リニューアル時
- スクリーンショット(iOS/Android)
- プロモーション用テキスト(iOS)
- 短い説明文(Android)
- 説明文(iOS/Android)・機能追加時
- スクリーンショット(iOS/Android)
- プロモーション用テキスト(iOS)
- 短い説明文(Android)
- 説明文(iOS/Android)・セールやキャンペーン開催時
- スクリーンショット(iOS/Android)
- プロモーション用テキスト(iOS)
- 短い説明文(Android)・商品入れ替え時(シーズンの切り替わり時)
- スクリーンショット(iOS/Android)
- プロモーション用テキスト(iOS)
- 短い説明文(Android)再申請が必要な更新
以下の箇所を更新する場合は再申請が必要です。
・アプリ名(iOS/Android)
・サブタイトル(iOS)
・スクリーンショット(iOS/Android)
・アプリアイコン(iOS/Android)
・短い説明文(Android)
・説明文(iOS/Android)
・キーワード(iOS)
・カテゴリ(iOS/Android)また、新しく追加された機能を使用するためにアプリのバージョンのアップデートをする場合も、再申請が必要になります。
再申請が必要ない変更
以下の箇所は、再申請しなくても更新が可能です。
・プロモーション用テキスト(iOS)
・コピーライト(iOS)プロモーション用テキストは、再申請の必要なくいつでも「170文字で、アプリの旬な情報をアピール」できるので、期間限定の施策を実施する際などは積極的に活用しましょう。
プロモーション用テキストの更新方法は以下のページをご確認ください。参考:『App Store Connectで直接プロモーションテキストを変更する - App Store Connect』
再申請の方法
再申請の詳しい手順は、下記のサポートページをご覧くださいませ。
参考:『アプリを再申請する』
再申請ボタンが押せない時は、下記のサポートページをご覧くださいませ。
参考:『再申請ボタンが押せない時の対処方法について』ご注意
再申請を行うと各ストアにて審査が行われるため、編集した箇所の反映までに時間がかかります。
時間に余裕をもって再申請を行いましょう。ストアに反映されるまでにかかる日数は下記をご確認ください。
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KPIを設定してアプリを正確に評価しよう - Yappli Lite
アプリの成果を評価するためには、目的が明確でなければなりません。
施策によって達成したいビジネス上の最終目標をKGI(Key Goal Indicator)と呼びますが、アプリ運用においても、KGIを定める必要があります。
具体的には、1年後のアプリ経由の売上などが該当します。しかし、KGIを達成するには1年など一定の時間がかかる上に多くの要素が複雑に絡み合います。そこで、ポイントごとの先行指標となるKPI(Key Performance Indicator)を設定し、1つずつKPIを達成していくことで、目標と現実の間にあるギャップを埋めていきましょう。
【アプリ制作の目的を振り返る】
まずはアプリの目的がなんであるかを明確にすることが重要です。
アプリを作る主な目的となる以下の4つについて詳しく解説します。・オムニチャネル化
ユーザーにとって、実店舗やECサイトなどの購入場所を意識せず、好きなときに好きなチャネルで欲しい商品を購入できるのがオムニチャネルです。
アプリ上にブランドへの入り口を用意し、顧客との継続的な接点を持ちながら、オンラインとオフラインを問わず、売上を伸ばすことが目的となります。・EC集客
「アプリで商品を探して商品情報を確認し、商品をカートに追加して購入する」という購入に至るまでのプロセスで、ユーザーのストレスを減らし、顧客体験をいかに向上させるかが鍵となります。また、商品やサービスをアプリ上でプロモーションし、ユーザーの購買意欲を上げることで売上を伸ばすことが目的となります。
・店舗集客
よく訪問する店舗のお気に入り情報や属性データを元に、プッシュ通知で「店舗に行きたい」と思わせる情報の発信をすることで、実店舗への集客を狙います。
・メディア
Webサイトで展開しているメディアを、アプリでも展開して、ユーザー数の増加や新しいユーザー層の獲得を狙います。この場合、アプリの目的は全体の閲覧数を増やすことが目的となります。
【アプリの目標(KGI)と評価指標(KPI)を考える】
ではさっそく、自社アプリの目標となるKGIと、目標を達成するためのKPIを考えてみましょう
アプリの1年後の目標(KGI)を考える
まず、アプリによって、どのような目標を達成したいのか、具体的な数値目標を設定します。まずは1年後に設定することをおすすめします。
・アプリ経由の売上を目標とする場合【オムニチャネル】【EC集客】【店舗集客】
例:月間のEC売上のアプリ経由売上が50%・ページビュー数向上を目標とする場合【メディア】
例:月間のアプリ経由のページビュー数5,000アプリの目標を達成するための中間地点(KPI)を考える
具体的な数値目標をたてたら、目標と現状を比較して問題を因数分解する必要があります。
例えば、1年後の目標を「月間のEC売上のアプリ経由売上が50%」とした場合、現状の実績と、どの程度隔たりがあるかを確認します。
もし直近のECの月間売上のアプリ経由の売上比率が30%だったとしたら、20%足りていないことが分かります。この20%を埋めるために何が必要なのかを知るために、「アプリ経由のEC売上」を構成する要素を分析します。例えば、上記のような状態の場合、問題点として「アプリ経由の訪問数」が挙げられます。
ECサイトの実績と比較して、購入率は良い数値で、客単価はECサイトと同水準であり、これらの数値は維持できることを前提とした場合、訪問数を安定的に増やすことができれば、アプリ経由売上の底上げができる可能性が高いです。
さらに、これには以下のように複数の要因が含まれます。
・そもそものユーザー数が足りていない
単純にEC訪問数を安定的に増やすことができれば、月間売上の底上げが可能となります。
アプリ経由の訪問数に関する施策を行なっていない場合は、ECサイト上にアプリへ誘導するバナーを設置するなど、施策の追加が必要となります。・リピーターの訪問者数が少ない
新規ユーザーの訪問者数は多いものの、リピーターの訪問者数が少なくどんどんユーザー数が減ってしまっている場合、ユーザーが定着していないと予想できます。アプリを開く習慣を定着させるため、定期的なプッシュ配信やアプリを開きたくなるコンテンツで、訪問回数の増加を見込むことができます。
このように、目標に対する現状を把握し、問題を細分化することで、KGI達成に向けて改善すべき事柄がKPIとなることが分かります。
【KPIを設定して改善施策を実施する】
効果測定をするために、KPIもKGIと同様に具体的な数値目標をたてましょう。
例えば、上記の表を例とした場合、アプリ経由のEC売上を50%にするには、ユーザー数は月間約16,700必要となります。
(全体のEC売上2,500,000円の50%:1,250,000円=【目指すべき訪問数】 x CVR1.5% x 客単価5,000円)
改善施策を実施する
現状の訪問数(ユーザー数)が10,000であれば、約6,700増やすための施策の実施が必要です。即効性があり、容易に始められる方法としては、以下が挙げられます。
1.ECサイトへのスマートバナーの設置
2.店舗でのPOP掲示、フライヤー配布
3.メルマガ配信まだアプリの存在を知らない層に向けて告知をすることで新規ユーザーを獲得することができます。このような改善施策を実施し、課題となるKPIの数値改善を目指していきましょう。
【関係者でKPIを共有する】
KPI達成のためには、社内の意識の統一が重要な鍵となります。
アプリの目的、KGI、KPI、改善施策内容を明確にし、社内で見える化しておくことで、アプリの成果を評価しやすくなります。実行→効果測定→改善を繰り返し、アプリを成功に導きましょう。 -
日々の更新が便利に!アプリ運用に役立つ3つのポイント- Yappli Lite
管理画面整理のコツや機能の検索方法など、知っておくと日々の更新作業が便利になるポイントをご紹介します。
<目次>
- 管理画面の整理
- 機能の検索
- 担当者間のコミュニケーション
管理画面の整理
運用を続けていくうちに、過去のイベントやキャンペーン等で作成した機能がたくさん増え、どこに何があるか分からない…といった状態になることがあります。そうなってしまうことを防ぐためにも、フォルダを作成してコンテンツを整理しましょう。機能設定画面で「過去のキャンペーン」というような名称のフォルダを作成し、その中でさらに日付ごとにフォルダを分けて格納するなど、誰が見ても分かりやすいカテゴライズを行うと管理が楽になります。
ファルダの作成方法はこちらをご確認ください。
参考:『フォルダの作成方法-機能設定』フォルダ整理の際、「何の機能で作成されているのか」を確認したい場合、コンテンツにカーソルを合わせて数秒お待ちいただくと、使用されている機能が表示されます。
「コンテンツの中身を確認したい」という場合は、コンテンツにカーソルを合わせると表示される右上の「…」をクリックして、「コンテンツ管理」を選択すると、コンテンツ編集画面が表示されます。また、作成した機能は削除できます。不要になったコンテンツを削除することで、管理画面をより整理することができます。コンテンツ右上に表示される「…」をクリックし、「削除」を選びます。削除したコンテンツは復活できませんのでご注意ください。コンテンツ削除について詳しくはこちらをご確認ください。
参考:『コンテンツを削除する - 機能設定』機能の検索
コンテンツは、管理画面右上のグローバルナビにある検索バーから検索することができます。コンテンツ名で検索したり、機能別に絞り込めるので、複数のコンテンツから編集したいページを簡単に探し出し、直接遷移することができ、作業効率がアップします。詳しくはこちらをご確認ください。
参考:『コンテンツを検索する - 機能設定』
担当者間のコミュニケーション
アプリの運用担当者が複数いる場合は、コミュニケーションが大切です。例えば同じタイミングで複数名が作業を行う場合、コミュニケーションが充分でないと、再構築(本番反映)を行なったら作業中の内容が反映されてしまった…といった事故が起こる可能性があります。
・作業を行う前に声かけをする
・なるべく同じタイミングでの作業は避ける
・更新内容やスケジュールを共有するなどのコミュニケーションを徹底すると人的ミスが起こりにくくなります。担当者間での運用ルールをあらかじめ決めておくことがおすすめです。
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アプリ成功のための最適なプロモーション- Yappli Lite
ヤプリが独自に調査した結果によると、アプリリリース直後の30日のダウンロード数が、その後の継続的な新規ダウンロード数を左右するというデータがあります。
スタートダッシュを逃さずに、最適なプロモーションを考えるようにしましょう。
ここでは、アプリをより多くの人に知ってもらうためのプロモーションについてご紹介します。<目次>
- 効果的なチャネル・施策を考えよう
- 具体的な施策例
効果的なチャネル・施策を考えよう
アプリのプロモーションを開始するにあたって、情報を発信するチャネル・施策の検討が必要です。アプリのプロモーションはオンラインはもちろん、オフラインでも実施できます。
以下の図を参考に、オンライン・オフラインそれぞれの施策を検討しましょう。各チャネル・施策のメリット・デメリットを理解した上で、自社にあった施策を実施していくことが重要です。
自社でもっているチャネルを活用することで、大規模な広告費を捻出しなくとも、アプリのプロモーションができる機会がたくさんあります。
ここからは、具体的なプロモーション施策例をご紹介いたします。アプリプロモーションのチャネルは確定していても、内容に悩んだとき、ぜひ参考にしてください。
具体的な施策例
自社サイト・ECサイトでの告知
・スマートバナー
より直接ダウンロードを促進するにはスマートバナーの設置が効果的です。スマートバナーとは、自社やECのスマホサイトの上部に表示するアプリダウンロードを促すバナーを指します。タップしたユーザーをアプリストアに直接遷移させることが可能です。ファーストビューに表示されるため、スマホからサイトに訪れたユーザーに効果的にアプローチできます。
・アプリ紹介専用ランディングページ
アプリの内容や機能を紹介する専用のランディングページを用意してアプリストアへの導線を作成しましょう。ページ内でアプリの魅力や使い方を紹介することで、ダウンロードを促します。プロモーションという目的のみならず、公式webサイトでの紹介はアプリの信頼感・信用度を高める施策としても有効です。
・プレスリリース/ブログ
アプリリリースをお知らせするプレスリリースやブログを発信しましょう。一般ユーザーに限らず、幅広い層にアプローチすることが可能です。
SNSでの発信・インストール広告
SNSは若い世代を中心に世界中で多くのユーザーが存在します。近年、その影響力はどんどん大きくなっています。そもそも自社のSNSのフォロワーは、企業やブランドが発信する情報やサービスに興味があるため、SNSを用いたアプリの宣伝は効果が大きいといえます。Instagram、Twitter、Facebook、LINE、tiktokなど自社のSNSを活用してアプリの魅力や活用方法を宣伝しましょう。また、SNSでは有料広告の出稿も可能です。当然費用はかかりますが、これまで接点のなかった新規層へのリーチを最大化するための方法として有効です。
メールマガジンでの発信
メルマガ会員様向けにアプリのリリースを発信しましょう。単純に発信するのみでなく、段階に分けて適切な内容にするとより効果的です。
◼️はじめての告知の内容
・アプリリリースのお知らせ
・アプリ限定の施策(例:アプリ限定クーポン)
・アプリの特徴
・ダウンロードURL◼️2回目以降の内容
・メルマガの下部に定常枠として、誘導枠を設けてください。
(例:フッターや署名欄にダウンロードURLを設置)◼️その他
・アプリの内容や機能の追加、クーポンの追加配信など、アプリのお知らせも、積極的にメルマガで告知すると良いでしょう。
店舗での告知
・フライヤー/ポップ
店舗をお持ちの場合は、店舗での告知も効果的です。フライヤーの配布やポップの掲示でアプリの存在をアピールしましょう。クーポンなど店舗で活用していただけるアプリであれば、店頭スタッフと連携することでより訴求しやすくなります。
・レシート印字
商品を購入したユーザーへのアプローチとして、レシートへの印字も効果的です。レシートにアプリダウンロード用のQRコードを印字すると、店舗を出た後も繰り返しユーザーに訴求できるためおすすめです。
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ダウンロード数にも影響するストアレビュー対策方法をご紹介- Yappli Lite
アプリをダウンロードするときに、レビューが気になったことはないでしょうか。コメントの内容はもちろん、レビューのスコアが低い場合にダウンロードを検討しているユーザーが影響を受け、他のアプリを探すという人もいるでしょう。
そのため、アプリストアのレビュースコアとコメントは非常に重要です。どのようにストアレビュー対策をすれば良いのかご紹介いたします。
<目次>
- レビュー対策
- レビュー返信のポイント
- レビュー返信方法
- 評価のリセット
レビュー対策
米システム調査会社のApptentiveが行った調査によると「約80%のユーザーがアプリをダウロードする前に1件以上のレビューを読んでいる」との結果が出ています*1。
※1:出典:Apptentive「Mobile AppARatings and Reviews」
https://go.apptentive.com/RatingsReviews.html上記の通り、アプリをダウンロードしようとしているユーザーの行動にレビューが大きな影響を与えています。そのため、アプリストアのレビューにおいて、良い評価を得るための対策は不可欠です。
レビューを増やす施策
レビュー数が多く、評価も高いものがユーザーにダウンロードされやすくなるため、いかに多くのユーザーにレビューを書いてもらうか、そして高い評価のレビューを集めるかを考え、施策を実行します。ただし、レビューを集める際には、ステルスマーケティングではなく、あくまで「良い体験」を提供し、自然と高評価をつけたくなるようなアプリを目指すことが大切です。
レビューのチェック
アプリ担当者は、アプリストアに書き込まれたレビューをチェックし、特に低評価のレビューを見逃さないようにしましょう。低評価レビューがついたときは、内容を確認した上での返信が有効です。レビューをお客様の声の1つとして丁寧に対応すれば、顧客満足度アップ・ダウンロードアップにつなげることができます。
レビュー返信のポイント
App StoreとGoogle Playでは、レビューへのコメント返信が可能です。
返信内容は公開されるため、うまく対応できればアプリストアの評価を変えるきっかけになるかもしれません。レビュー返信時は下記2つのポイントを押さえて対応しましょう。(1)ガイドラインに従って返信する
基本となる各アプリストアのレビュー返信ガイドラインに目を通しておきましょう。・iOS(Apple)のガイドライン
https://developer.apple.com/jp/app-store/ratings-and-reviews/・Android(Google)のガイドライン
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/138230?hl=ja両方のガイドラインに共通しているのは以下のポイントです。
・簡潔、明確に対応する
レビューへの返信は簡潔にします。関係のない他のサービスへの誘導などは控えましょう。
・レビュアーに敬意を払い、公序良俗に反する内容は控える
低評価のレビューや悪質なレビューであると感じた場合もマナーを守って丁寧な言葉遣いで返答しましょう。
・個人情報に注意する
個人情報に関する問い合わせがレビューに含まれていた場合、そのまま返答せず、適切な問い合わせ窓口を案内するといいでしょう。
・なるべく文章を切り貼りしない
既存の文章をコピーして切り貼りするのではなく、一から文章を書いて返答した方が、よりユーザーの好感度が高まります。
(2)ユーザーサポートと同じ体制・ポリシーで対応する
返信する担当者によって返信タイミングや内容にばらつきがあるのはNGです。とはいえ、すべて同じ文章で返信するのは、自動返信で誠実さに欠けるような印象を残します。基本的には、ユーザーサポートと同じ体制やポリシーで運用できればスムーズに対応が完了します。
レビュー返信方法
各ストアレビューの返信は下記サイトにて対応します。レビュー返信には、それぞれID・パスワードが必要ですので、あらかじめ確認しておきましょう。
・iOS(Apple):App Store Connect
https://appstoreconnect.apple.com/参考)カスタマーレビューへの返信
https://help.apple.com/app-store-connect/?lang=ja#/devc867852db・Android(Google):Google Play Console
https://play.google.com/console参考)レビューへの返信
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/138230#reply_to_reviews当社サポートページにも画面キャプチャとともにレビュー返信方法をご案内しておりますので合わせてご覧ください。
参考:『App Store ・Google Playのレビューへ返信する方法』
評価のリセット
ユーザーはレビューコメント以外に、星の数でもアプリを評価できます。
Appleのガイドラインにもあるとおり、アプリの新しいバージョンをリリースする際に評価をリセットすることができます。
※Googleは評価のリセットはできませんのでご注意ください。ただし、評価のリセットは慎重に行いましょう。評価をリセットすると、リセット後以降のアプリの最新バージョンに対する評価のみが含まれるようになるため、以前発生していた問題点を解消したアップデートをリリースする際には便利なこともあります。一方、評価数が少なくなるとアプリをダウンロードするユーザーが減少してしまう可能性もあります。また、評価がリセットされても、アプリに対して投稿されたレビューはリセットされないことにも注意してください。
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App Storeのプロモーションテキスト活用法! 〜アプリの魅力をアピール〜- Yappli Lite
プロモーション用テキストを使用すると、更新内容を再申請することなく、App Storeの訪問者にアプリの機能や特徴を知らせることができます。
いつでも簡単に変えられるので、キャンペーンに合わせてプロモーション用テキストを有効活用して、アプリのインストール数を伸ばしましょう。<目次>
- プロモーションテキストとは
- プロモーションテキストの活用例
- プロモーションテキストの更新方法
プロモーションテキストとは
App Storeへアプリを公開後、アプリ名や説明文などを更新するにはApple社の審査が必須となり、そのための準備・対応をする必要があります。Yappliをご利用のお客様においては、『再申請する』ことがそれにあたります。
しかし、プロモーション用テキストは再申請の必要なく、いつでも「170文字で、アプリの旬な情報をアピール」できます。
App Storeにおけるプロモーションテキストの表示箇所は以下の部分です。
例えば、以下のように、開催中のキャンペーンなどをお知らせするのに適しています。
・「◯月◯日まで限定クーポン配信中!」
・「新規登録会員キャンペーン実施中!」
・「お買上げ金額に関わらず、送料無料配送実施中!」プロモーションテキストの活用例
活用例1
まだアプリを使っていない層へ働きかけると同時に、すでにアプリを利用しているユーザーも対象とすることで間口を広げる
<文言例>
・初回ダウンロードの方に限定クーポンプレゼント中!
・既存アプリからアップデートされた方にも特別クーポンプレゼント中活用例2
有料コンテンツのお得なプランを提供して入会を迷っている層を誘導する
明確に期間を限定することで今すぐのインストールを促す<文言例>
・「入会キャンペーン」◯月◯日(◯)まで開催中!
・月額プランと比べ、年間で◯◯円お得な「年額プラン」でプレミアムサービスをお得にはじめませんか?活用例3
期間限定キャンペーンを実施することで、インストールを迷っている層にその場でのインストールを促す<文言例>
今●●●アプリを始めると最大1,000ptがもらえるキャンペーン実施中!プロモーション用テキストの更新方法
プロモーション用テキストの更新方法は、こちらをご確認ください。
参考:『App Store Connectで直接プロモーションテキストを変更する - App Store Connect』
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ユーザーを引きつける効果的なコンテンツを提供しよう- Yappli Lite
アプリでしか体験できないコンテンツを用意しよう
アプリ公開直後では、インストール数向上を目的とした施策を実施しているかと思いますが、インストールしたユーザーに継続して使い続けてもらうには、アプリならではの体験と価値提供をし、ユーザーを引きつけていくことが大切です。
ユーザーを引きつけることでアクティブ率も向上します。
<目次>
- 店舗・ECとの差別化
- 限定クーポン・限定セール
- 限定商品
- アプリならではの楽しめるコンテンツ
- オリジナルフォトフレーム
- 限定壁紙(WALLPAPER)
自社の目的に合わせた機能・コンテンツももちろん重要ですが、ここではアプリでしか利用できないコンテンツについてご紹介します。
店舗・ECとの差別化
アプリに限らず、ユーザーの関心が高いのは、「お得な情報」や「限定情報」です。
店舗・ECとの差別化を図り、アプリリピーターを増やしましょう。・限定クーポンや限定セール
アプリを使うことが「お得」であるという訴求は、アプリ限定コンテンツ施策としてとてもわかりやすく、アプリのインストールを促進するプロモーション手段としても利用できます。クーポン機能の操作方法はこちら
参考:『操作方法-クーポン機能』
・限定商品
前述の通り、ユーザーは「限定情報」に関心が高いので、店舗やECでは買うことのできない、アプリでしか買えない商品を用意することでよりアプリの価値が高くなります。
ECサイトには商品URLリンクが繋がっておらず、アプリだけその商品URLにアクセスできるようにすることでアプリ限定商品を導入することができます。イベント・季節限定など定常的な販売でなくともアプリ限定商品はユーザーを引きつける手段としてとても効果的です。アプリならではの楽しめるコンテンツ
・オリジナルフォトフレーム
フォトフレーム機能は、手元のスマートフォンを使い、アプリを立ち上げて利用するためアプリならではのコンテンツといえます。常備するコンテンツとしても利用できますが、フレームと合成した画像は、SNSでの投稿や拡散も期待できるためアプリそのものの認知向上にもつながります。
SNS投稿の活用事例
旬の食材を使った家庭料理をオリジナル動画やテキストレシピでご紹介するアプリ「土井善晴の和食(https://doiwashoku.com/)」では、土井善晴さんの直筆フォトフレームで料理の写真を撮影することができるオリジナルフォトフレームを展開。定常フレームとは別に、イベント・季節に合わせたフォトフレームも展開し、SNSでも話題に。
フォトフレーム機能の操作方法はこちら
参考:『操作方法 - フォトフレーム機能』
・限定壁紙(WALLPAPER)
壁紙は、アプリへ直接画像を保存し、ユーザーの手元で簡単に設定できます。
またアプリをインストールしているユーザーの場合、関連するコンテンツの壁紙を気に入ってくれる可能性があります。気分によって手軽に変更ができるので、新作の壁紙を探すためにアプリを訪問してくれます。スマートフォンに自社サービスの壁紙を設定してもらうことで、アプリを起動してないときもユーザーにブランドの存在を想起させることができます。フォト機能の操作方法はこちら
参考:『操作方法 - フォト機能』
アプリ限定コンテンツを準備し、またその限定コンテンツをどう展開するか企画を検討することが大切です。また、これらのコンテンツを開始した際は、必ずプッシュ通知でお知らせしましょう。
こちらで紹介した機能の他にもアプリにはさまざまな可能性があります。「日々使ってもらえるアプリ」に成長させるために、色々なアイデアを考えてみると良いでしょう。
- 店舗・ECとの差別化
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PDCAを回してアクティブユーザーを増やそう - Yappli Lite
アプリをリリースしたら、定期的にコンテンツを更新したり、施策を実施してユーザーを飽きさせずに定着させることが重要です。そのためにもPDCAを回していきましょう。アプリを運用し、改善し続けることでアクティブユーザーが増え、アプリが活性化していきます。今回は、「コンテンツ更新」→「プッシュ配信」→「効果解析」の流れをご紹介します。
<目次>
- コンテンツを更新しましょう
- 更新内容をプッシュ通知で配信しましょう
- 効果を解析しましょう
【コンテンツを更新しましょう】
どのようなコンテンツがあればユーザーがアプリを再訪するでしょうか。以下4つのポイントを押さえて更新することがおすすめです。
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ホーム(トップーぺージ)を定期的に更新
アプリを起動すると、プッシュ通知から立ち上げる以外は、必ずホーム(一番左のアクティブメニュー)を最初に見ることになります。一番見られるページですので、更新した情報がすぐ目に入り、更新感がユーザーに伝わりやすい箇所です。ホームのファーストビューは定期的に更新するようにしましょう。更新する際には、一目でユーザーの興味がひけるようなコンテンツがベストです。画像や動画、キャッチコピーなどを使って、簡潔で分かりやすい情報発信を心がけましょう。
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毎日更新するコンテンツを準備
アプリを訪れたユーザーにとって、常に新しい情報があることがアクティブ率の上昇に繋がります。理想は毎日更新されることですが、毎日は難しい場合でも、ニュースやブログなどは頻繁に更新しましょう。頻度としては、何ヶ月も前の情報が常に残っていると思われない程度に、新キャンペーンや商品情報などを追加することがポイントです。
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アプリ限定のコンテンツを用意
アプリ限定のコンテンツを用意することで、ウェブやSNSとの差別化を図り、リピーターを増やすことでアクティブ率上昇に繋げることができます。壁紙の配布やアプリ限定セール・ノベルティプレゼント、プロモーションコードの配布、着せ替えアイコンなど、アプリの用途に合わせてユーザーの関心のあるコンテンツを用意しましょう。
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イベントや季節に合わせたコンテンツを用意
アプリ限定のコンテンツを用意できない場合でも、イベントや季節に合わせてコンテンツを積極的に変えましょう。ホームのバナーを変えたり、デザイン設定で背景を変えるだけでもユーザーの目を引くことができます。また、アイコン画像をハロウィンやクリスマス仕様にしたり季節に合わせて変えることで、アプリを立ち上げなくても更新されていることがユーザーに伝わります。期間限定の着せ替えアイコンを用意するのもおすすめです。アプリ運用では、特別なコンテンツばかりを用意する必要はありません。ユーザーが日常的にアプリを利用することを考えて、定期的な運用を行っていきましょう。
【更新内容をプッシュ通知で配信しましょう】
更新したコンテンツをプッシュ通知でユーザーに知らせましょう。では一体どのくらいの頻度でプッシュ通知を配信すればいいのでしょうか。プッシュ通知の配信のしすぎはアンインストールの原因にもなります。連続した配信や夜中の配信などのユーザーの迷惑になる配信は控えましょう。またある程度配信頻度に強弱をつけることも重要です。週1〜2回程度の配信を推奨しています。
よりプッシュ通知の開封数を上げるためには、アプリを使っているユーザーが多い時間帯を分析しましょう。最もアクティブユーザー数が多い時間帯/曜日に配信することで、より開封数が高まります。一般的に、通勤時間や帰宅時、就寝前などに利用される傾向がありますが、アプリの対象となるユーザーによって異なりますので、アプリのユーザー傾向を分析してみましょう。プッシュ通知は、重要でない情報を多発するとユーザーの満足度を下げ、設定を「オフ」にされる可能性があります。「適切な情報」を「適度に配信」することを心がけましょう。【効果を解析しましょう】
コンテンツを更新し、プッシュ通知を配信したら、その効果を確認しましょう。CMS(管理画面)のダッシュボードでは主要な数値を確認できます。
・「アクティブユーザー数」で実際にアプリを使っている人数を見る方法はこちら
参考:『アクティブユーザー数-ダッシュボード』
・「スクリーン閲覧数」で人気のあるコンテンツを知る方法はこちら
参考:『スクリーン閲覧数-ダッシュボード』・「プッシュ配信数」でプッシュ通知ごとの開封数や開封率を見る方法はこちら
参考:『プッシュ配信数-ダッシュボード』