Google Analytics 4

• Google Analytics 4とは

  Yappliで制作したアプリは、ご要望頂いたお客様にはGoogle Analytics 4でも解析ができます。

  参考：『Googleアナリティクス360（ユニバーサル アナリティクス）の終了について（2023年1月23日更新）』

   

  Google Analytics 4の特徴は、以下三点です。

  • アプリの閲覧データやイベントデータを連携して分析できます。
  • お客さまにGoogleアナリティクスのアカウントをご用意いただき、データ連携のための設定を完了する必要があります。詳細は担当のカスタマーサクセスまでご連絡ください。
  • 既にお客さまでGoogleアナリティクスをご活用頂いている場合や、Google 広告などのサービスにアプリデータを活用したい場合にオススメです。

  従来のGoogle アナリティクス画面とは表示や解析方法が異なる部分もございますが、基本的に同様のデータを解析することが可能です。

• Google Analytics 4を利用する前に

  必要なアプリのバージョン

  本機能をご利用いただくには、アプリが以下のバージョンとなっている必要がございます。

  アプリの種類	必要なアプリのバージョン
  iOS用アプリ	10.40.0以降
  Android用アプリ	10.40.0以降

  設定を行う前に、必ず公開済みのアプリが上記バージョン以上であるかをご確認ください。

  参考：『アプリのバージョンを確認する方法』

  対応しているバージョン未満の場合、管理画面の「アプリ登録」より『再申請』をいただくと、弊社にてバージョンアップの対応をさせていただきます。

  参考：『アプリを再申請する』

  
  上記アプリバージョンをご利用のアプリユーザーがデータ取得対象となります。

  上記アプリバージョンをご利用されていないユーザーの数値は計測がされませんので、ご了承ください。

• GAアカウントに編集権限を付与する - Google Analytics 4

  1. 左メニューより「設定」を選択します。

  2. 「アカウントのアクセス管理」を選択します。
     

  3. 画面右上の「ユーザーを追加」を選択します。

  4. 権限を付与したいメールアドレスを入力します。弊社メンバーを追加する場合もこちらで入力します。
     

  5. 権限は「編集者」を追加します。
     

   

  ヒント

  • GA4連携設定には「GAアカウントへの編集権限」が必要です。プロパティでは設定不可となりますのでご注意ください。
  • GA4連携設定の完了後は、編集権限を削除いただいてもその後のデータ計測に影響はございません。
  • GA4連携設定後の閲覧権限については、各プロパティに弊社メンバーを追加してください。

   

• ユーザーの概要を確認する - Google Analytics 4

  1. 左メニューからホームを選択します。
  2. 各タブのプルダウンから見たい項目を選択します。
     　例）
     　・ユーザー＞ユーザー
     　・ユーザー＞新規ユーザー数
     　・ユーザー＞ユーザーあたりのビュー
     
  3. 表示させたい期間を指定します。

   

   

• 新規ユーザー数（ダウンロード数）を確認する - Google Analytics 4

  1. 左メニューからレポートを選択します。
  2. ダウンロード数を調べたい期間を設定します。
  3. 左メニューから「集客＞集客サマリー」を選択します。
  4. 新規ユーザー数のタブをクリックします。

  

   

  ヒント

  • 下記サポートページで案内している手順に沿って、新規ユーザー数を確認することもできます。
    参考：『ユーザーの概要を調べる - Google Analytics 4』

• アクティブユーザー数を確認する - Google Analytics 4

  1. 左メニューからホームを選択します。
  2. プルダウンで「ユーザー」を選択します
     表示される数値が画像③の期間のアクティブユーザーです。
  3. 期間を指定します。
  4. マウスオーバーした日付のアクティブユーザー数が表示されます。

  

• 人気のあるコンテンツを確認する - Google Analytics 4

  1. 左メニューからレポートを選択します。
  2. スクリーン数を調べたい期間を設定します。
  3. 「エンゲージメント＞ページとスクリーン」を選択します。
  4. 「ページタイトルとスクリーン名」を選択します。

  

• プッシュ通知の開封数を確認する - Google Analytics 4

  1. 左メニューからレポートを選び、エンゲージメント＞イベントを選択します。
  2. 調べたい期間を設定します。
  3. 「フィルタ」の追加をクリックします。
  4. 以下の値を選択し、「適用」をクリックします。
     条件1）
     　ディメンション：「event_category」
     　ディメンションの値：「プッシュ通知」
     条件2）
     　ディメンション：「event_action」
     　ディメンションの値：「通知開封」
  5. 「event_label」を選択します。
  6. 各プッシュ通知の合計イベント数より、設定した期間のプッシュ通知開封数を確認します。

  

   

  ヒント

  • 送信データ形式や仕様については従来のGAから変更はございませんので、以下サポートページをご覧ください。
    参考：『Google アナリティクスでプッシュ通知を解析する方法』

• プッシュIDをもとに、プッシュ通知の開封数を確認する - Google Analytics 4

  1. 左メニューからレポートを選び、エンゲージメント＞イベントを選択します。
  2. 調べたい期間を設定します。
  3. 「フィルタ」の追加をクリックします。
  4. 以下の値を選択して「適用」をクリックします。
     条件1）
     ディメンション：「event_category」
     ディメンションの値：「プッシュ通知」
     条件2）
     ディメンション：「event_action」
     ディメンションの値：「通知開封」
     条件3）
     ディメンション：「notification_id」
     ディメンションの値：（プッシュID）
  5. 「notification_id」を選択します。
  6. 各プッシュ通知の合計イベント数より、設定した期間のプッシュ通知開封数が確認できます。

  

   

  ヒント

  • プッシュ通知のIDの確認方法は、以下サポートページをご覧ください。
    参考：『プッシュIDを確認する - プッシュ通知』
  • 送信データ形式や仕様については従来のGAから変更はございませんので、以下サポートページをご覧ください。
    参考：『Google アナリティクスでプッシュ通知を解析する方法』

• クーポンの利用数を確認する - Google Analytics 4

  1. 左メニューからレポートを選び、エンゲージメント＞イベントを選択します。
  2. 調べたい期間を設定します。
  3. 「フィルタ」の追加をクリックします。
  4. 以下の値を選択して「適用」をクリックします。
     条件1）
     　ディメンション：「event_action」
     　ディメンションの値：「使うボタン」
     条件2）
     　ディメンション：「event_category」
     　ディメンションの値：コンテンツ＆クーポンID
  5. 「event_category」を選択します。
  6. 指定したクーポンの利用数を確認できます。

  

   

  ヒント

  • コンテンツIDやクーポンIDの確認方法については、以下サポートページをご覧ください。
    参考：『クーポンの表示数や利用数などを解析する - Yappli Analytics』
    参考：『クーポン利用数を確認する-Yappli Analytics』

• スタンプカード機能の利用数などを確認する - Google Analytics 4

  1. 左メニューからレポートを選び、エンゲージメント＞イベントを選択します。
  2. 調べたい期間を設定します。
  3. 「フィルタ」の追加をクリックします。
  4. 以下の値を選択して「適用」をクリックします。
     ディメンション：「event_category」
     ディメンションの値：「スタンプ」

  5. 「event_label」を選択します。

  6. 指定したスタンプアクションの数値が確認できます。

  

   

  特典表示や特典詳細に絞ったデータを見たい場合は、上記4の条件にて以下を追加してください。
  条件1）
  ディメンション：「event_category」
  ディメンションの値：「スタンプ」
  条件2）
  ディメンション：「event_action」
  ディメンションの値：「特典表示;特典詳細」

  

   

  ヒント

  • Google Analytics 4で確認できるスタンプカード機能上のアクションは以下になります。
    ・画面が表示されたとき
    ・スタンプをコンプリートしたとき
    ・特典を表示したとき（特典のマスをタップしたとき）
    ・「特典を受領」ボタンを押したとき

• カスタムイベントとは - Google Analytics 4

  Google Analytics 4（GA4）ではデータ送信されたイベントについて、指定の条件に合致するイベントのみ別のカスタムイベントとして、管理・運用することができます。

  参考：『[GA4] アナリティクスでイベントを変更、作成する』

   

  この機能を利用するとコンバージョンの測定などに便利です。

  例えば、決済ページのウェブビューのURLが閲覧された場合に、「決済」というイベントとすることができます。

   

  Yappliのアプリのログの場合の設定方法については、以下サポートページをご覧ください。

  参考：『カスタムイベントを設定する - Google Analytics 4』

• カスタムイベントを設定する - Google Analytics 4

  スクリーンログ

  1. パラメータ event_name で値と演算子を「screen_view に等しい」とします
  2. パラメータ firebase_screen で値と演算子で 指定したい条件を入力します

  

   

  イベント

  1. パラメータ event_name で値と演算子を「event に等しい」とします
  2. パラメータevent_category / event_label / event_action で値と演算子で 指定したい条件を入力します※必要なパラメータのみを指定します

  

   

• Google Analytics 4のよくある質問

  GA4について、操作方法では疑問が解消されない時のために、以下リンク先によくある質問をまとめております。

  GA4について疑問がある場合には、こちらもご参考にしていただければ幸いです。

  参考：『トラブルシューティング - Google Analytics 4』

   

  上記リンク先のページでも疑問が解消されない場合には、カスタマーサクセス担当者、もしくはお問い合わせフォームよりカスタマーサポートまでご連絡ください。