記事一覧/ ARTICLES
ノウハウ・活用方法
-
App Store ・Google Playのレビューへ返信する方法
ストアのレビューや星の数は、ユーザーがアプリをダウンロードする際のきっかけになります。
しかしレビューには良いことばかり、書かれる訳ではありません。
中には見当違いの内容を書かれてしまうこともありますし、本当に困っているユーザーからの声もあります。
アプリ提供側は、レビューをお客様の声の1つとして丁寧に対応することで、顧客満足度アップに繋げることができます。
iOS10.3のリリース後、ついにApp Store・Google Play共に、レビューへの返信が可能になりました。
今回は、Apple Store、Google Playそれぞれのストアに書かれたレビューに返信する方法をご紹介します。
はじめに...
App Store上のレビューへの返信はApp Store Connect(旧:iTunes Connect) 、Google Play上のレビューへの返信は、Google Play Developer Consoleにログインして行います。
レビューへの返信には、IDとパスワードが必要ですので、あらかじめ確認しておきましょう。
それぞれの手順は以下の通りです。
【App Storeの場合】
1.こちらのページからApp Store Connect(旧:iTunes Connect) を開き、ログインします
2.マイAppを選択し、レビューを見たいアプリを選択します
3.メニューからアクティビティをクリックし、左サイドの評価とレビューから「iOS App」を選択します
4.返信したいレビューの右端にある返信ボタンを押し、返信内容を記載して送信します
以上でApp Storeのレビューへの返信が完了です。
【Google Playの場合】
1.こちらのページからページからGoogle Play Developer Consoleを開き、ログインします
2.左メニューから、ユーザーフィードバックを選択します
3.レビューを選択し、返信したいレビューの「このレビューに返信」をクリックします
4.返信内容を記載して、「返信を公開」を押します
以上でGoogle Playのレビューへの返信が完了です。
-
Yappli 統計データからみる、EC売上を高めるプッシュ通知の使い方
スマホ利用者のショッピングにおいて、アプリの占める比率は年々高まっています。
Eコマースを内包したアプリが増える中、プッシュ通知がECサイトでの商品の購入動機になることがわかってきました。
実際に、プッシュ通知を配信していない時に比べて、プッシュ通知を配信した時の1日のECサイトの利用者は60%も増加しています。
平常時のECサイト利用者に比べて、プッシュ通知の効果により、上乗せされる形で利用者が増加する傾向にあり、アプリ利用者の増加に伴った売上増加の事例が増えています。
では、どのくらいの頻度でプッシュ通知を送るのがいいのでしょうか。
実は統計データ上では配信回数とユーザーリテンション(顧客維持率)に相関関係は特にありません。ただし、プッシュ通知を休みなく配信しているアプリと、間隔をあけて配信しているアプリでは、後者のアプリの方が、1年後のユーザーリテンションが高い傾向にあります。
回数はあまり関係なく、配信頻度に強弱をつけることが重要です。続いて、プッシュ通知の内容についてカテゴリー分けし、その開封率を比較してみました。ECサイトのセールへの関心が最も高く、次いでアプリ限定のコンテンツ、クーポンやチケットの情報となっています。同じ内容のプッシュ通知を配信するよりも、配信の内容やタイミングに変化をつけていくことで、よりユーザーの関心を高め、売上UPに繋げることができます。プッシュ通知は、ユーザーがブラウザやアプリを起動していなくても、メッセージを送ることができる強力なマーケティングツールですユーザーの関心が高い情報を見極めることで、最大限にプッシュ通知を活用していきましょう。 -
アクティブ率を上げるための、アプリ運用の5つのポイント
アプリ公開後はダウンロード数に気をとられがちですが、ダウンロードしたユーザーが日常的にそのアプリを利用していることも大切です。
一定期間にアプリを利用しているユーザーの割合を知るための指標が、アクティブ率です。ダウンロード数と同様に、アプリ運用の重要な指標の一つになります。
ここではアクティブ率を上げるために、日々どのようなアプリ運用をしていけばいいのか、そのポイントをご紹介します。
1.ホーム(入口)を定期的に更新しましょう
ホームはアプリの顔とも言える場所です。アプリを起動すると、プッシュ通知から立ち上げる以外は、必ずホームを最初に見ることになります。一番見られるページですので、更新した情報がすぐ目に入り、更新感がユーザーに伝わりやすいのがメリットです。ホームは定期的に更新するようにしましょう。
更新する際には、一目でユーザーの興味がひけるようなコンテンツがベストです。
画像や動画、キャッチコピーなど使って、簡潔で解りやすい情報発信を心がけましょう。
2.毎日更新するコンテンツを作りましょう
新しいコンテンツはユーザーの関心を引きます。
アプリを訪れたユーザーにとって、常に新しい情報があることがアクティブ率の上昇に繋がります。毎日は難しい場合でも、ニュースやブログなどは頻繁に更新しましょう。
頻度としては、何ヶ月も前の情報が常に残っていると思われない程度に、新キャンペーンや商品情報などを追加することがポイントです。RSSを使えば、アプリを更新しなくても自動的に更新されるコンテンツを作ることができます。
ブログやSNSを行っている場合は、ぜひ活用してみましょう。
RSSを使って、自動で更新されるコンテンツを作る方法はこちら>
3.プッシュ通知を配信しましょう
プッシュ通知は、アプリを開いていないユーザーのスマホ上に直接働きかけることができます。
実際にプッシュ通知がきっかけでアプリを起動する人は全体の90%近くにものぼります。(当社調べ)
プッシュ通知は定期的に配信していきましょう。
では、どのくらいの頻度でプッシュ通知を配信すればいいのでしょうか。統計データ上では配信回数とユーザーリテンション(顧客維持率)に相関関係は特にありません。
しかし、プッシュ通知の配信のしすぎはアンインストールの原因にもなりますので、連続の配信や夜中の配信などのユーザーの迷惑になる配信は控えましょう。
またある程度配信頻度に強弱をつけることも重要です。週1~2回程度の配信を推奨しています。
4.アプリ限定のコンテンツを入れましょう
アプリに限らず、ユーザーの関心が高いのは「お得な情報」や「限定情報」ですよね。
アプリ限定のコンテンツを用意することで、ウェブとの差別化を図り、リピーターを増やすことでアクティブ率上昇に繋げることができます。
壁紙の配布やアプリ限定セール・ノベルティプレゼント、プローションコードの配布など、アプリの用途に合わせてユーザーの関心のあるコンテンツを用意できるといいですね。
5.イベントや季節に合わせたコンテンツを入れましょう
ユーザーはイベントや季節のコンテンツに敏感です。
アプリ限定のコンテンツを用意できない場合でも、イベントや季節に合わせてコンテンツを積極的に変えましょう。ホームのバナーを変えたり、デザイン設定で背景を変えるだけでもユーザーの目を引くことができます。
アプリ運用では、特別なコンテンツばかりを用意する必要はありません。
ユーザーが日常的にアプリを利用することを考えて、定期的な運用を行っていきましょう。 -
ブランド力を上げるためのSNSの活用方法
Instagram、Facebook、TwitterなどのSNSは活用されていますか?
ブランドにとってSNSは重要なツールの一つです。
特に、スマートフォン上で利用されることの多いSNSはアプリへの強力な集客ツールにもなります。
無料で使えて、センスがあれば自社ブランドの認知を上げることができる可能性を秘めたSNSですが、
ただ写真や文章をアップするだけでは意味がありません。
それぞれのSNSに合った適切な投稿をすることで、はじめて自社のファンになりえるフォロワーを獲得できます。
各SNSの特性を知る
現在、対応するべきSNSは、Instagram、Facebook、Twitterの3つです。その他にも、Google+やYouTube、Snapchatなど様々ありますが、まず必須の3大SNSを対応しましょう。
Instagram国内で圧倒的な人気を誇る画像SNSです。もちろん動画にも対応していますし、Storiesという24時間で消えてしまう動画のサービスもあります。
Instagramでは特に写真のセンスを問われます。逆に考えると、雰囲気の良い写真を撮れれば、たくさんのフォロワーを獲得することが可能です。
自社のビジネスをビジュアルで考えたとき、どのような写真が好みなのかを考え、投稿しましょう。Twitterと同様にハッシュタグが利用可能なので、写真に合ったハッシュタグを付けるのも効果的です。
Facebook
3つのSNSの中で、特にビジネス利用に強いFacebookです。ニュースメディアなど、テキスト系コンテンツとも相性が良く、ウンチクやノウハウが拡散するのも特徴的です。自社ブランドのオウンドメディアや読み物コンテンツをFacebookに投稿すると効果的です。
Twitter
検索に強く、「今」にフォーカスしたSNSで、日本でも根強い人気のあるSNSです。テレビやラジオと連動したコンテンツを作る場合もTwitterが利用されています。リツイートやハッシュタグと機能も豊富でユーザーコミュニティの形成にも適しています。
企業が発信したい情報は届かない
新商品情報や、企業側が告知したい情報だけをSNSで発信しても、誰もフォローしません。もともと人気のあるブランドやお店のアカウントであればある程度、フォロワーを増やせる場合もありますが、ほとんどの場合フォロワーが付かないのが常です。
これはSNSに対する企業側とユーザー側の考えが違うからです。企業側は、SNSを活用して売上を上げたい、告知したいと考えていますが、ユーザー側はそういう情報を求めていません。Instagramであれば、雰囲気の良い写真を見たい、参考になる写真が見たいという意識で利用しています。
ユーザー目線に立ったSNS運用をしましょう
企業側が仕事でアップしている写真は面白くありません。最初は売上などは度外視して、SNSのエンゲージメント率だけに集中してみるというのも一つの手です。
もちろんターゲットを選定して、自社のターゲットに合ったユーザーから、エンゲージメントを取ることが出来れば、運用しつつ、自社から発信する情報をどのような形で伝えれば良いのかが見えてくると思います。
SNSの運営はあくまでもユーザー目線で発信することがとても重要な要素です。
-
アプリの目的に応じた、KPIを設定する方法
アプリ制作の目的は、何でしょうか。例えば…
「アプリを通じてもっとサービスを知ってもらうことなのか」「店舗へのお客さんを増やすことなのか」
「ECの売り上げを上げることなのか」
その目的によってアプリの用途は大きく変わってきます。アプリの目的によって、コンテンツ構成やホーム画面から大きく異なります。以下の目的を例にして、アプリの構成を考えてみましょう。
また、アプリをリリースする際には、事前にその目的と評価指標(KPI)を確認しておきましょう。
1.「ブランディング」アプリの場合
サービスのイメージUPや、ユーザーにとっての価値を高めるブランディング目的のアプリです。ホーム画面にはブランドのイメージにあった画像やコンテンツを取り入れましょう。
この場合、目的は「サービスやブランドのイメージ向上」となりますので、新規ユーザー数の増加やPV数の増加、ユーザーに触れて欲しい情報へのアクセス数がKPIの一部になります。
デメリットとして、販促及び売上に繋がりにくいことがあげられます。
2.「O2O・店舗集客」アプリの場合店舗送客を目的とするアプリです。
「店舗に行きたい」と思わせる情報の発信や、店舗との連動したコンテンツ内容などが主になります。
KPIは店舗への送客率です。まずは店舗と連携してダウンロード数を伸ばし、その後店舗のイベントやニュース、クーポン情報などを発信して送客に繋げましょう。
特にプッシュ通知を使えば、ユーザーにダイレクトな訴求が可能になります。
3.「EC・コマース」アプリの場合
EC売上UPを目的とするアプリです。商品やサービスをアプリ上でプロモーションし、オンライン上での購入へ繋げます。
アプリとの親和性が高く、メルマガよりもキャンペーンやイベントの訴求を簡単に、効率よくできる所がポイントです。ホーム画面には商品や売上に繋がるプロモーションを多く取り入れましょう。
これまでウェブサイト上を素通りしていたお客様を、固定客として捕まえることができます。プッシュ通知なども活用して、お客様のロイヤリティを高めましょう。
あらかじめKPI(評価指標)を設定しておけば、今の状態が良いのか悪いのか判断するのに迷う必要はありません。その目的に向かって、どのように攻めていくのか考えることが、戦略的にアプリ運営の行っていくための近道になります。
-
Apple社のアプリ審査をクリアするためのポイント
iPhone向けアプリはApp Storeで公開される前に、Apple社によるアプリ審査に合格する必要があります。(Androidは事前審査はありません)
Apple社ではApp Storeのクオリティーを維持するために、App Storeレビューガイドラインという審査基準を設けており、その基準をクリアしたアプリがApp Storeに公開されます。審査期間は約2週間です。
アップル社のホームページではApp Storeレビューガイドラインを以下のように述べています。
“アプリケーションの承認プロセスは、アプリケーションが高い信頼性を有し、期待通りに動作し、露骨な表現や不快感を与える表現を含まないということを確実にするために実施されています。弊社では、技術、コンテンツ、デザインについて一定の基準でApp Store上のすべてのアプリケーションを審査しています”
これらは英文のため、審査に置いて重要な5つのポイントをご紹介します。
-
アプリは多くの子供達もダウンロードし使用するもので、公序良俗に違反するものであってはならない
-
質の良いアプリを提供すること。App Storeやアプリの体験を陳腐化させないために、一定レベルのコンテンツの質と量が必要である
-
常識の範囲でのアプリを作る事。明確な基準はないが、アップルが常識を越えている、と判断したものは審査をクリアできない
-
システムに危害を加えるものであってはならない。ユーザーのデータを勝手に盗むものや、ウィルスを仕込んだアプリなど、アップルが認めていない技術の悪用はあってはならない
-
この審査基準は常にアップデートされるので変更することがある
つまり、目的が明確で、コンテンツの量・質も十分なアプリを作れば、一般的には問題なく審査を通ることができます。Yappliではアプリの審査に入る前にレビューを行い、お客様のアプリが確実に審査を通るように最大限サポートをしています。
特に重要と考えられるポイントは以下の通りです。
-
アプリの目的や用途が明確であり、アプリ利用者にとって有益なものであること
-
コンテンツが宣伝やプロモーション、マーケティング資料(販売資料など)などに偏り過ぎていないこと
-
純粋なる書籍や音楽はiTunesストアやiBookストアから提供すること
-
コンテンツの質と量は十分であること(例:コンテンツの「質」は公共良俗に違反していないか、デザインがきちんとされているか、アプリ利用者のためになる機能が配置されているか、掲載する画像はきれいに表示されているか等)
-
コンテンツの「量」が十分にあること(目安として8以上のメニューを使用することをお勧めします。また、アップロードして掲載するコンテンツの量にも気を配ってください。例えばフォトギャラリーで写真が2,3枚しかないものは好ましくありません)
-
プレビューアプリを用いてアプリを確認して、全て正しく動作していること
-
ウェブビュー機能を多用していないこと(ウェブビュー機能が多くある場合、昨今は審査に通りづらい傾向にあります)
上記が全てではございませんので、詳細を知りたい方はApp Storeレビューガイドラインをお読みすることをお勧めします。なお、App Storeの審査基準も常に変わっていますので、必ず最新版を確認するようにしましょう。
App Storeレビューガイドラインはアプリを申請するまでに一読することを推奨しております。
-
-
開封率を上げる、効果的なプッシュ通知を配信する方法
プッシュ通知は、アプリを運用する上でとても役に立つ機能の一つです。
プッシュ通知はユーザーの端末のホーム画面に配信されるため、従来のメルマガなどと比べて開封率が高く、効果的な集客や情報発信ができることが特徴です。
同じプッシュ通知でも、その開封数には差があります。今回はプッシュ通知を配信する上で効果的な、開封率が伸びるプッシュ通知のポイントをご紹介します。
1.文字量は少なく、簡潔な文章にしましょう
開封率を上げるためには、”説明しすぎない”ことが大切です。
実際に、文字量が1〜2行のプッシュ通知の開封率が一番高くなっています。
2.タップ率の高いキーワードを使いましょうSALE、〇〇%OFF、アプリ限定、期間限定、クーポン…
このようなキーワードを入れることで、開封率を上げることができます。
ユーザーの目を引くワードを、積極的に取り入れましょう。3.有益な内容をわかりやすく伝えましょう
プッシュ通知の内容は、ユーザーにとって有益な情報を一目でわかりやすく伝えることが重要です。
通知センター(端末上の受信したメールやカレンダーなどをリマインドする機能)では、30文字以上の文章は省略されてしまいます。余分な空白や英語ばかりの文面では、内容が伝わらず、開封する必要のないプッシュ通知になってしまいますので、注意しましょう。
■良い例のポイント
・通知センターに全文表示されている(文章が途中で省略されていない)・文章が短く、分かりやすい
・何のプッシュ通知かすぐに内容がわかる
■悪い例のポイント・通知センターに全文表示されていない
・文章が長すぎる
・英語や分かりにくい文章が多用されている
4. 画像を工夫しましょう
特に問題がなければ、プッシュ通知には必ず画像を付けるようにしましょう。画像はプッシュ通知の内容が視覚的にわかるようなものに工夫できると、アプリを開いた後に、プッシュ通知をタップする数が増えます。
5.時間帯 / 曜日に気をつけましょう
よりプッシュ通知の開封数を上げるためには、アプリを使っているユーザーが多い時間帯を分析しましょう。(アプリの分析にはGoogleアナリティクスを使います)
最もアクティブユーザー数が多い時間帯/曜日に配信することで、より開封数が高まります。
一般的に、通勤時間や帰宅時、就寝前などに利用される傾向がありますが、アプリの対象となるユーザーによって異なりますので、アプリのユーザー傾向を分析してみましょう。
最後に、プッシュ通知は、重要でない情報を多発するとユーザーの満足度を下げ、設定を「オフ」にされる可能性があります。「適切な情報」を「適度に配信する」することを心がけましょう。 -
アプリを公開する前に、必ず準備したいこと【社内編】
アプリ公開は、ゴールではなくスタートです。
公開後にアプリを活用していくのは、あなたの周りの仲間(社内)と対象となるユーザー(社外)です。
そのため公開に向けた準備のポイントは、「社内向けの準備」と「社外向けの準備」の大きく2つに分けられます。
今回は、アプリ申請が通ってから公開するまでにしておきたい準備【社内編】をまとめてご紹介します。
社内の仲間にアプリをリリースすることを伝え、トラブルを未然に防ぎましょう。
①関係者でKPIの共有をしよう
何のためのアプリなのか、アプリの目標をどこに設定するのか、社内の意識を統一しておきましょう。
特に、ダウンロード数・アクティブユーザー数・ECへの送客数といった目に見える指標を用意することで、ゴールがぶれることなくアプリを運用していくことができます。
②社内告知と、店頭オペレーションの確認をしよう
社内全体にアプリリリースの告知と簡単な説明をしておけば、後々混乱することもありません。
店舗をお持ちの場合は、店頭スタッフにもきちんと告知しておきましょう。
店頭でアプリと連携して施策を行う場合、店頭オペレーションの確認は必須です。
ユーザーからの質問に答えられるよう、先行してアプリに触ってもらいましょう。
ダウンロード方法やクーポンの使い方などを、前もって共有しておくことでトラブルを回避することができます。
③コンテンツ更新の準備をしよう
アプリ公開後はユーザーに提供するコンテンツをじっくり考えている時間はありません。
どのくらいの頻度で更新するか、どんな内容を配信するか、更新計画を準備しておきましょう。
予め素材やスケジュールを準備しておくことで、余裕のもった運用が可能です。
「誰が再構築ボタンを押すか」といった運用体制の確認も済ませておきましょう。アプリを公開する前に、必ず準備したいこと【社外編】 はこちら>
-
未然に防ごう!アプリがリジェクトされる3つの必須問題
iPhone向けアプリはApp Storeで公開される前に、Apple社によるアプリ審査にがあります。
この審査では、ユーザーに対しての過度の情報収集をしているアプリや、ユーザー体験の悪いアプリはリジェクト(却下)されてしまいます。
ここでは、アプリが必ずリジェクト(却下)される、3つの必須問題をご紹介します。これらは審査の際に対象となる項目ですので、予め対処しておきましょう。
1.性別・生年月日の登録が必須項目になっている場合
ユーザー登録の際に、必要以上のユーザー情報をとることはリジェクト(却下)の対象になります。また、ECサイトなどによくある「ゲスト購入」の際にも、性別・生年月日が必須になっているとリジェクト(却下)の対象となります。
■対処法・性別・生年月日の”必須”を外し、"任意"に設定しましょう。
・または性別・生年月日の項目に"無回答"の項目を追加しましょう。
2.メールによるユーザーの認証がある場合
メールアドレスを入力させ、送付したメールからユーザー登録をさせる方法は、ユーザー体験が悪いとみなされ、リジェクト(却下)の対象となります。
■対処法・メールアドレス認証のフォームを除外しましょう。
3.SSL対応をしていないウェブページへ遷移している場合
今後、HTTPSによるデータ暗号化の対応がなされていないウェブページを使用しているアプリは、安全性に欠けるとしてリジェクト(却下)の対象になる可能性があります。アプリ内から回遊できる全てのウェブページが、審査対象となります。
■対処法・アプリ内に入れるウェブページのSSL対応をしましょう。
・または該当するウェブページをアプリ内から削除しましょう。
上記の規定は、当初2017年1月より適応予定でしたが、現時点では延期されています。
ただし、今後セキュリティ面での審査が厳しくなる可能性は十分にありますので、あらかじめ対応しておくことをお勧めいたします。
※この情報は2017年6月時点のものです。 -
アプリを公開する前に、必ず準備したいこと【社外編】
今回は、アプリ申請が通ってから公開するまでにしておきたい準備【社外編】をまとめてご紹介します。
アプリを公開する前に、必ず準備したいこと【社内編】はこちら>
社内への告知が済んだら、いよいよ社外(ユーザー)に向けての告知になります。
告知方法は対象となるユーザーによって多種多様ですが、事前にプロモーション内容を準備しておくことで、よりアプリを有効に活用することができます。
①プレスリリース、SNSなどで事前告知をしよう
事前告知とはアプリリリース日の前に、リリース情報を告知しておくことです。これは、アプリ限定のクーポンや特典を用意している時に効果的です。ユーザーの注目をより集めることができます。
特に拡散によって情報が広まりやすいSNSなどは、積極的に活用しましょう。
②ダウンロード施策の準備をしよう
アプリ公開後に行いたいのが、ダウンロード施策です。ターゲットとなるユーザーにアプリのリリース情報を伝えましょう。
ダウンロード施策に関する詳しい内容は、こちらの記事をご参照ください。
ダウンロード施策はアプリリリース後すぐに始めることになりますので、素材や文面を準備しておきましょう。App Store/Google Playに飛ばすURLは確認しましたか?
バナーやプロモーション画像の準備はできましたか?
Yappliでは、ダウンロードを告知するためのQRコードと短縮URLをご提供しています。(現在、法人プランのお客様のみ提供しております。詳細はこちら)
ご希望の方は、担当営業またはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 -
フリーレイアウト機能を使った、効果的なお知らせの掲載方法
デザイン自由度の高いフリーレイアウト機能は、最も多くのお客様にご利用いただいている機能なのではないでしょうか?
フリーレイアウト機能を用いてアプリのTOPページを作成する場合、キャンペーンやピックアップ商品を最上部に掲載することが多く、複数の伝えたいことがあるとバナーも増えてしまい、気づけば見辛いデザインになっていたりもします。
選択肢が多くなるとかえって選択することが出来なくなるという心理学の法則があるように、情報が多すぎるのも考えものです。
今回は、皆様にぜひ実践していただきたい、効果的なお知らせの掲載方法についてご紹介します。
初級編:バナーを使う
バナーは最も単純かつ、分かりやすく訴求する事ができる手法です。自社のイメージコンセプトの画像やキャンペーンなどの告知を効率的に行う事が出来ます。
例えば、期間限定のキャンペーンページへの入り口はバナーからのみとして、バナーに対してタイマー設定を行うことで、表示と非表示を事前に予約設定することも可能です。
使い方次第で魅力的なコンテンツを作る事ができるので、施策と連動してバナーの設定を行えます。バナーの配置例
テキストバナーの作り方
- タイトルに文言を入力します
- リンク先のURLを設定します
- 詳細設定を開きます
- ブロックの「背景カラー」を選択します
- 「タイトルカラー」にて、バナーの文字色を設定します
- 保存ボタンを押し、Preview Yappliにて見え方を確認します
タイトル・本文を同時に使うことももちろん可能です。
詳しい操作方法はこちら▶︎フリーレイアウト機能の使い方
中級編:カルーセル機能を使う
いくつも表示したいバナーがあるときやページに動きをつけたいときには、一つのバナーのスペースにたくさんのバナーを表示する事ができる「カルーセル機能」が効果的です。
カルーセル機能には以下二種を回転設定する事が出来ます。
- 画像
- テキスト
回転させる方向や秒数も設定可能です。
例えば、切れ目のないひと続きの画像を回転させる設定を行えば、アニメーションのような魅せ方も可能です。
目的に合わせたカルーセルを作ってみましょう!詳しい操作方法はこちら▶︎ カルーセル機能の使い方
上級編:エンベット動画機能を使う
エンベッド動画機能とは、フリーレイアウトで作成したページに動画を埋め込んで自動再生させる機能です。
カルーセル機能よりもさらに動きが出るので、より誘目性の高いコンテンツを作ることが出来ます。
エンベッド動画機能はVimeo PROアカウント(有償)となりますので、あらかじめご用意ください。
エンベッド動画機能のサンプル▶︎ Labo Yappliをインストール
エンベッド動画機能の使い方▶︎ Vimeoアカウントの設定方法・フリーレイアウト機能に動画を埋め込む方法