Apple社のアプリ審査をクリアするためのポイント
iPhone向けアプリはApp Storeで公開される前に、Apple社によるアプリ審査に合格する必要があります。(Androidは事前審査はありません)
Apple社ではApp Storeのクオリティーを維持するために、App Storeレビューガイドラインという審査基準を設けており、その基準をクリアしたアプリがApp Storeに公開されます。審査期間は約2週間です。
アップル社のホームページではApp Storeレビューガイドラインを以下のように述べています。
“アプリケーションの承認プロセスは、アプリケーションが高い信頼性を有し、期待通りに動作し、露骨な表現や不快感を与える表現を含まないということを確実にするために実施されています。弊社では、技術、コンテンツ、デザインについて一定の基準でApp Store上のすべてのアプリケーションを審査しています”
これらは英文のため、審査に置いて重要な5つのポイントをご紹介します。
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アプリは多くの子供達もダウンロードし使用するもので、公序良俗に違反するものであってはならない
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質の良いアプリを提供すること。App Storeやアプリの体験を陳腐化させないために、一定レベルのコンテンツの質と量が必要である
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常識の範囲でのアプリを作る事。明確な基準はないが、アップルが常識を越えている、と判断したものは審査をクリアできない
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システムに危害を加えるものであってはならない。ユーザーのデータを勝手に盗むものや、ウィルスを仕込んだアプリなど、アップルが認めていない技術の悪用はあってはならない
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この審査基準は常にアップデートされるので変更することがある
つまり、目的が明確で、コンテンツの量・質も十分なアプリを作れば、一般的には問題なく審査を通ることができます。Yappliではアプリの審査に入る前にレビューを行い、お客様のアプリが確実に審査を通るように最大限サポートをしています。
特に重要と考えられるポイントは以下の通りです。
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アプリの目的や用途が明確であり、アプリ利用者にとって有益なものであること
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コンテンツが宣伝やプロモーション、マーケティング資料(販売資料など)などに偏り過ぎていないこと
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純粋なる書籍や音楽はiTunesストアやiBookストアから提供すること
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コンテンツの質と量は十分であること(例:コンテンツの「質」は公共良俗に違反していないか、デザインがきちんとされているか、アプリ利用者のためになる機能が配置されているか、掲載する画像はきれいに表示されているか等)
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コンテンツの「量」が十分にあること(目安として8以上のメニューを使用することをお勧めします。また、アップロードして掲載するコンテンツの量にも気を配ってください。例えばフォトギャラリーで写真が2,3枚しかないものは好ましくありません)
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プレビューアプリを用いてアプリを確認して、全て正しく動作していること
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ウェブビュー機能を多用していないこと(ウェブビュー機能が多くある場合、昨今は審査に通りづらい傾向にあります)
上記が全てではございませんので、詳細を知りたい方はApp Storeレビューガイドラインをお読みすることをお勧めします。
なお、App Storeの審査基準も常に変わっていますので、必ず最新版を確認するようにしましょう。
App Storeレビューガイドラインはアプリを申請するまでに一読することを推奨しております。

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